「台湾旅行記 その6・おっさんの刺青編」

※爬虫類が出てきます


引き続き「華西街観光夜市」です。

蛇セットにて蛇の強い酒、生血やその他の成分を摂取し、ビンロウも噛んで元気になりかなりご機嫌。

もちろんこういう普通の海鮮の屋台が出ている所もちゃんとあります。

だけど次はこちら。

すっぽん。

すっぽんも数えるほどしか食べた事ないぞー!

栄養!アンチエイジング!滋養強壮!

血・卵・胆

このすっぽんグラス、かわいい。

強い酒味。

すっぽんのあんよ。

子どもの頃飼っていた亀を思い出します。

あの子もこんな味だったんだろうか。

こんな事を考えてしまうなんて、悪趣味だろうか。

だけど、食べ慣れていない生き物を食べることは、自分が他者の命を食べて生きている事を思い出させてくれます。

蛇も、すっぽんも、アロエも、ビンロウも、普段食べている食材も、生きていたんだなと改めて認識できる。


すっぽんスープ。漢方味が強い。

左上は甲羅の骨部分です。チュウチュウ吸って食べました。

コラーゲーン。


よっしゃもう少し食べれる!と通りをズンズン歩いていると細い路地から人が出てきました。

もう絶対にカタギじゃない服装の人たち。

何で儲けてるのかわからない恰幅の良いおっさんと、まむしの兄弟みたいな男たち。

その向こうに暗くて怪しい光。

そういう街でもあるんだな、という裏通りも迷ったフリしてサササと歩きました。

カメラを向けたり、ガン見したりはちょっと私にはできません。

「鹿肉」

シカもいいね、シメはシカで!

強そうな酒を飲んでいるおっさんが「座りなよ~!」と歓迎してくれる。

このおっさんが店主なのかなあ?

「バーベキュー!バーベキュー!」と勧められるので鹿焼きと、鹿炒麺を頼む。

このピクルスが何気においしかった。

向こうが鹿焼きそば。 シカ焼きそばって(笑)

ジビエブームが来た日本でもシカヤキソバは気軽に食べられない。

おっさんが「どっから来たの?」「他に何食べた?」とフレンドリーに話しかけてくれる。

英語も日本語も結構使ってくれる。

乾杯。もう一度乾杯。

すると入り口からじゃない所からもう1人おっさんが入ってきた。

短髪で、両腕に刺青。 一見怖そうです。

「この人たち日本から来たんだって」とおっさんが紹介してくれるんだけど、ちょっとニヒルな感じで「おう」とうなづく刺青おっさん。

いつもなら、私からはこれ以上話しかけたりはしない。

ただ、彼の刺青がとても好みだったんです。

私は刺青文化に詳しいわけでもなんでもないのですが、人の刺青を見るのが好きです。

洗練された感じの刺青もいいんですが、なんとなく人のクセが残ったような、フリーハンドって感じで彫られたもの、年月がかなりたって肌になじみまくってる刺青に魅力を感じます。

酒を飲みながら静かにシカヤキソバを食べている刺青おっさん。

時々最初のおっさんに話しかけられてもぶっきらぼうな感じ。

右腕に鳥。

左腕に、何かわからない獅子のような般若のような動物、麒麟?

Tシャツの袖からもチラッと見えるから肩にも何か入ってるんだろうけど、そこから離して上腕にこういう入れ方するのって珍しい。

良い。

なんかすごく好み。

あんまりカラフルじゃない。

上腕のほうはむしろ途中で色を入れるのをやめたような感じもある。

そこから何年も何年も経ったような。

なんでだろう。何かあったのかな。 だがそこがいい。

……写真撮らせてくれないかな。

タイミングが、隙があったら、なんとか、なんとかならないかな。


でもすんごい怖そう~!

ここで最初のおっさんにより、みんなで乾杯させられる。

「日本の乾杯はね、一口でグラスを置くのがダメ!」

「一気!台湾は一気だから」

「ですよね~」


今だ!

「…エクスキューズミー。超エクスキューズミー」

「ユアタトゥーイズソークール」

「イフユーオーケー、ウッジュウ…」

ところが刺青おっさん、英語を話さない人だったのです。

「何言ってんだこいつ…」っていう風にポカンとされてしまいました。

だめか…と諦めかけたその時!

最初のおっさんが通訳してくれたー!

「お前の刺青見たいんだってよ!みせてやれよー」と両腕を伸ばしてくれました(笑)

「オーソークール!」「ビュリホー!」と大げさに褒めてなんとか食いつこうとする私。

刺青おっさんの反応は…?


顔真っ赤にして照れ照れ!

「俺の刺青なんかそんなたいしたもんじゃないから」と恥ずかしがりつつもまんざらでもない感じでニコニコ。

あー良かった~。

がっつり写真も撮らせてもらえました。

「日本のタトゥーのクオリティーはすごいよね。俺知ってるよ」

「おっさんも日本のタトゥー好きだって」

「でも、変わった入れ方してますね、私こういうの好きです」

「いや~ハッハッハ」

みたいなニュアンスで会話をして、なごんだ所でお別れ。


台湾では、日本ほど刺青に悪いイメージはないらしく、ファッションタトゥーをしている人もかなり見かけました。

だからこのおじさんが不良(不良?)とかそういうアレではないんです。 (実際はわかりませんけど)

ただ、場所柄っていうのとおっさんのキャラがちょっと怖そうだからドキドキしました(笑)

※旅は安全第一で行きましょう。


さすがにお腹もいっぱい。夜も更けた。

青草茶を飲みながら、さあ帰ろうか~楽しかったね~と言ってたんですけどふと思い出す。

何年か前に行った西門の水餃子屋、まだあるのかな?

妙にジャンクな味のあのお店、まだあるのかな?

精のつく物ばっかり食べてエネルギーが有り余ったのか、シメのシメへ。


シメその2・西門の懐かしい店。

お店の名前が「金元なんとか」(また忘れてしまった)

西門ど真ん中って感じの場所で半オープンエア。

深夜まで営業。

もちもちおいしい。野菜いっぱい水餃子。

飲み物は置いてないので近所のセブンイレブンで買ってから入ります。

パイナップルビール本当においしい。日本で普通に売ればいいのに。

炒飯がね、こう鍋肌にビタッと沿わせて香ばしくしてから出てきます。

妙にね、うまい。

作ってくれるおじさんの顔が良い。

(わざわざ作ってるテイのポーズをとってくれています)


台湾の料理って、こってり味が多そうに見えるけど食べてみるとあっさり味やさしい味が多い。

だがここは、ガッツリです。

この辺の若い子がテイクアウトで結構買っていくし、立地も良いし、お客さんも多いので評判のお店なのかなと思って検索してみたけど、出てきません。

すんごいおいしい~!って言うより、妙にうまい。

だからなのかな(笑)

地図だけ取っておいたので良かった。

また台湾行ったら食べに行くんだ。


次回「台湾旅行記 その7」に続きます!




【Hennastasia(ヘナスタシア)】 タロット占い&メヘンディ

名古屋駅から徒歩5分。愛知県を拠点に活動中の「タロット占い」&「メヘンディ(ヘナタトゥー)」のお店です。